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全国統一小学生テスト決勝大会 入賞インタビュー!H.Kさん

2025.12.15

お知らせ

― 小学5年生 H.Kさん、全国30位の快挙 ―

2025年11月23日、全国統一小学生テストの決勝大会が開催されました。
この大会は、全国の受験者の中から各学年成績上位50名のみが参加できる、まさに小学生にとって最高峰の舞台です。

その決勝大会において、小学5年生のH.Kさんが全国30位に入賞しました。
日頃の努力が、全国の舞台で確かな結果として結実した瞬間です。

今回は、その舞台裏や日々の学習について、H.Kさんにインタビューを行いました。

 

「入賞おめでとうございます!」

「ありがとうございます。」

まずはお祝いの言葉を伝えると、少し照れながらも落ち着いた様子で答えてくれました。
このあたりから、すでに“大舞台を経験した子ども”の雰囲気を感じます。

 

「今の気持ちは?」

iPadゲットできて、うれしいです!

思わずこちらも笑ってしまいました。
率直で、年相応の喜び方がとても印象的です。
一方で、この後の受け答えからは、単なる“ご褒美目当て”ではない、本質的な取り組み姿勢が伝わってきました。

 

「決勝大会の雰囲気や、問題の手応えはどうでしたか?」

緊張感を感じました。
普段見慣れない、思考力を試されるような問題が多くて、少し戸惑いました。
でも、周りも同じではないかと思って、その中でベストを尽くすことを考えました。
最後まであきらめずに取り組んだことが良かったと思います。

この言葉を聞いて、強く印象に残ったのは
「周りも同じではないか」という視点です。

自分だけが難しいと感じているわけではない、と冷静に状況を捉え、
その上で「自分ができる最善」に集中する。
これは、簡単なようでなかなかできることではありません。

 

「普段の学習について教えてください」

予習シリーズのカリキュラムに沿って勉強しています。
週テストと組分けテストを受けています。

特別なことをしているわけではなく、
“やるべきことを、やるべき形で積み重ねている”
その姿勢が伝わってきます。

 

「生活のリズムを教えてください」

6:00 起床 → 朝学習 30分を日課にしています。
学校に向けては、7:00に 出発します。
夜は、22:00に 就寝するようにしています。

非常に安定した生活リズムです。
学力の土台は、こうした日常のリズムに支えられていることを、改めて実感します。

 

「1週間のスケジュールを教えてください」

日曜日 ・最難関対策
・週テスト解き直し
・国語演習問題集(前週分)
月曜日 ・算数予習(60分)
・理科予習(10分)
・社会予習(10分)
火曜日 ・算数・国語・理科 授業
(21:30 帰宅)
水曜日 ・火曜日授業の復習
・木曜日までの宿題
木曜日 ・算数・国語・社会 授業
(21:30 帰宅)
金曜日 ・木曜日授業の復習
・週テスト対策
土曜日 ・週テスト
(12:00〜19:00 通塾)

まず、よどみなく出てくるところが「すごい!」と思いました。

このスケジュールを見て感じるのは、
「復習」がしっかりと組み込まれていることです。
特に、授業翌日の復習が習慣化されている点は、成績上位層に共通する特徴です。

 

「このスケジュールは、どうやって決めているのですか?」

学年ごとに通塾曜日が変わるので、2月の最初は試行錯誤しながら微調整します。
家族に相談することもありますが、自分で決めることが多いです。

“やらされているスケジュール”ではなく、
自分で考えて、自分で納得して決めている
この主体性こそが、長期間の受験勉強を支える原動力だと感じました。

 

「SOCRAの活用法を教えてください」

主に算数を中心に、組分けテスト対策や、算数オリンピックに向けた高難度の問題に取り組んでいます。
面白い問題に出会えるので、楽しみにしています。

「楽しみ」という言葉が自然に出てくる点が印象的です。
“難しい=つらい”ではなく、
“難しい=面白い”と感じられる経験を積めていることは、大きな財産です。

 

「効率の良い学習のコツは何ですか?」

解き直しノートを作って、解き直すことを習慣にしています。
自分で解き直すと、
『わかっていたつもり』『本当にわかっている』
の区別ができるので、効果を実感しています。

この一言に、H.Kさんの強さが凝縮されているように感じました。
結果を出している子ほど、
“できたかどうか”を厳しく自己評価する力を持っています。

 

「中学受験の目標は?」

まだ確実には決めていませんが、
自分に合った学校を見つけて、チャレンジしたいと思います。

無理に背伸びをせず、
しかし挑戦する意欲は失わない。
とてもバランスの取れた言葉でした。

 

おわりに

H.Kさんのインタビューを通して強く感じたのは、
特別な才能よりも、日々の積み重ねと主体性の大切さです。

・生活リズム
・復習の習慣
・自分で考える姿勢
・難問を楽しむ経験

これらが重なったとき、全国の舞台でも通用する力が育っていくのだと、改めて実感しました。

H.Kさん、本当におめでとうございます。
そして、日々支えてこられたご家庭の皆さまにも、心より敬意を表します。

今後のさらなる成長を、私たちも全力で応援していきます。

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