算数オリンピックコース

SOCRA算数EXコースの使命

今まで以上に算数を楽しむための「きっかけ」を与えます。

算数EXコースのサイクル

 

SOCRAの算数とは

 

  • 自分の気付きを大切に!

  • ヒントは最小限で!

  • 正解することがゴールではない!

 

正解までのプロセスのポイント

 ①問題文の把握→②解法の選択→③処理→④検証

 

①問題文の把握について

  • 語彙力があり、問題の意味を理解できている。
  • 日常生活の経験から、問題文をイメージすることができる。
  • 図や表などの具体例から、情報を整理し、問題のイメージを膨らませることができる。
  • 出題者の意図を汲んで、算数的に興味のある問題であると認識できる。

 ②解法の選択について

  • 問題文を要約することができる。
  • 図表やグラフに必要な情報を書きこむことができる。
  • 問題文を図表にすることができる。
  • 選択した解法が合理的でないと判断した時、解法の選択から再考することができる。
  • それぞれの解法に対し、その解法のメリットデメリットを理解している。

 

③数・図形などの情報の処理について

  • 加減乗除の計算が正確に素早くできる。
  • 補助線が浮かぶ力・複雑な図形から選択的に必要な線を見抜く力がある。
  • 立体の平行移動、反転、切断がイメージできる。
  • 筋道を立てて考えることができる。
  • 失敗を恐れず、試行錯誤しながら正解にたどり着く意欲を保つことができる。
  • 一つ一つの処理の間にタイムロスがなく、気持ちの切り替えができる。
  • 遂行している処理の目的を見失わないでいられる。
  • 処理にトラブルが生じたときに、トラブルの原因を究明し、冷静に対処できる。
  • 解答に至るまでの紆余曲折を楽しむことができる。

 

④検証

得点力を安定化させるために重要な要素となります。

  • 求める解に対して、過不足なく解答しようと配慮できる。
  • 間違えた原因を自ら特定でき、同じ失敗を繰り返すことが少ない。
  • 時間配分ができ、制限時間内で得点力を高める工夫ができる。
  • 自らの解答を客観視できる、すなわち、その解に至るまでの経緯を説明することができる。

 

授業フロー(90分)

  • 演習
  • 整数問題
  • 図形問題
  • 組み合わせ論
  • パズルトレーニング

など、各自のレベルにあった問題の演習

ヒント&解説

各々の気づきから、コーチと意見交換を行い、正解へ到達

まとめ

解法手段と手順を検証し、洗練し一般化

 

算数EXコース作問チーム

算数の良問の研究・開発

主要なイベントでも、数多くのスタッフが作問に携わっています。

 

「算数オリンピックキッズBee」は、小学生を対象にした算数オリンピック委員会主催の大会の一つで、特に小学校1~3年生を対象とした部門です。
この大会は、子どもたちが算数や数学に対して興味を持ち、楽しみながら思考力や発想力を養うことを目的としています。

 

主な特徴

  1. 対象学年:小学校1~3年生
  2. 目的:算数の楽しさや問題解決の喜びを体感しながら、考える力を育む。
  3. 問題の特徴:
    – 教科書や学校で学ぶ内容を超えた、発想力や論理的思考を試す問題が出題されます。
    – 答えを求める過程が重視され、計算力だけでなく、柔軟な思考力が問われます。
  1. 開催時期:
    – 通常、予選と本選が年間を通じて開催されます。
    – オンラインでの参加が可能な場合もあります。

 

メリット

– 思考力の向上:算数に対する考え方が広がり、子どもたちの創造力が刺激されます。
– 自己肯定感の向上:難しい問題を解く経験が自信につながります。
– 興味の芽生え:数学や算数に対する興味を幼少期から育むきっかけとなります。

 

対策と準備

  1. 過去問を解く: 問題の形式に慣れるため、公式サイトで過去問を確認するのが効果的です。
  2. 日常的な思考トレーニング:
    – パズルやクイズ、図形問題などを通じて楽しみながら学ぶ。
  3. 親子で一緒に取り組む: 親子のコミュニケーションを深めながら学習することで、楽しい経験になります。

 

 アドバイス

子どもたちが「楽しむ」ことが最も重要です。プレッシャーをかけすぎず、挑戦する喜びを感じられるようサポートしてください。
何か特定の準備や資料についてアドバイスが必要であれば、お知らせください!

 

「算数オリンピックキッズ Bee」の出題傾向は、学校で学ぶ基本的な算数の知識だけでなく、発想力や論理的思考力を試すことに重点を置いています。

 

具体的な出題傾向
1.図形に関する問題

傾向: 図形の数を数える、形を組み合わせる、面積や長さを推測する問題がよく出題されます。
例題: 「いくつかの正方形で作られた図形があります。この中に隠れている三角形はいくつありますか?」
「いくつかの正方形を組み合わせて新しい形を作るには、最低何個の正方形が必要ですか?」
2.数のパズル
傾向: 数の規則性や組み合わせを見つける問題が多いです。
例題:「次の数列の規則を見つけ、次に来る数を答えなさい。」
「1~9の数字を使って、合計が15になるように3つの数字を選びなさい。」
3.論理パズル
傾向: 条件を読み解きながら答えを導く推理力を問う問題。
例題:「A君、B君、C君がそれぞれリンゴを持っています。A君はB君より1つ多く、C君はA君より2つ少ないリンゴを持っています。3人のリンゴの合計は何個ですか?」
「3匹の動物がそれぞれ異なる家に住んでいます。ヒントをもとにどの動物がどの家に住んでいるかを答えなさい。」
4.パズル的な算数問題

傾向: 単なる計算ではなく、発想を変えて解く必要がある問題。
例題:「3本の線を使って、5つの同じ大きさの三角形を作りなさい。」
「5人で順番に石を積み上げた結果、合計が21個になりました。最後に石を積んだのは誰でしょう?」

5.実生活に基づく問題

傾向: 身近なものを題材にした応用問題も含まれます。
例題:「1つのりんごが100円で売られています。3個買うと280円になるセールがあります。りんごを10個買った場合の合計金額を求めなさい。」
「お店に3種類のドリンクがあります。それぞれを1本ずつ買う組み合わせは何通りありますか?」

6.実生活に基づく問題

傾向: 配置や順序を考える力を育む問題。
例題:「赤、青、黄色のボールがあります。このボールを横一列に並べるとき、並び方は全部で何通りありますか?」
「5枚のカードの中から2枚を選ぶ方法は何通りありますか?」

対策ポイント

  1. 公式に頼らない思考: 解法を導く柔軟な発想が重要です。
  2. ヒントを読み解く力: 問題文を正確に理解し、条件を整理する練習をしましょう。
  3. 時間管理: 試験では時間が限られているため、効率的に解く練習も必要です。
  4. 楽しむ姿勢: 問題を「遊び」や「ゲーム」として楽しむと、子どもの興味ややる気が高まります。

 

「算数オリンピックキッズ Bee」の出題傾向に基づいた24回のカリキュラム。
1回60分、各回にテーマと具体的な内容を設定しています。

 

カリキュラム構成

– 目標: 24回の学習を通じて、発想力・論理力・問題解決力を高める。
– 頻度: 週1回(約6ヶ月で完了)。
– 進行: 前半12回で基礎力強化、後半12回で応用力・実践力を磨く。

 

 第1フェーズ: 基礎力を育む
回数 タイトル テーマ 内容
1 算数の楽しさを知る パズルとしての算数 シンプルな図形問題や数のパズルでウォーミングアップ。
2 規則性を見つけよう 数列と規則性 簡単な数列問題からスタートし、次に来る数を予測。
3 図形を分解・組み立てる 図形の観察力 図形を分割したり、組み合わせたりする練習。
4 パズル的な算数 計算を超えた発想力 計算が必要だが、一工夫が求められる問題に挑戦。
5 推理を楽しむ 論理パズル 条件整理と論理的な思考力を鍛える。
6 面積と長さの感覚を育てる 図形の基本 正方形・三角形・長方形の面積や長さを学ぶ。
7 数字の組み合わせ 順列と組み合わせ 体的な数を使った組み合わせの問題。
8 時間とお金の計算 実生活に役立つ算数 時間の計算や、おつり・割引の問題を解く。
9 図形の回転と対称性 図形の変化 回転や対称性を考えた図形の問題。
10 見えない部分を考える 隠れた図形を見つける 部分的に隠れた図形を推測。
11 規則を応用する 応用的な数列問題 複数の条件が絡む規則性を探る。
12 基礎力確認テスト 前11回の復習テスト。

 

 第2フェーズ: 応用力を伸す(13~24回)
回数 タイトル テーマ 内容
13 もっと楽しい図形 立体図形の考察 立方体の展開図や立体の隠れた面を推測。
14 数の分解と構成 数を使った発想 数字を分解・構成してパズルを解く。
15 条件整理の力をつける 複雑な論理パズル 条件を表や図に整理する練習。
16 実生活問題の応用 応用的なお金と時間の問題 複雑な割引や時間割の問題。
17 順列と組み合わせを深める 応用的な順列と組み合わせ 難易度の高い並び替え問題。
18 隠れた図形の発見 応用的な図形問題 複数の図形を組み合わせた問題。
19 一歩進んだ規則性 難しい数列問題 見えにくい規則を探る。
20 チームで考える 協力して解く問題 複数人でアイデアを出し合う課題。
21 立体図形の応用 複雑な立体問題 回転や組み合わせを考える。
22 実践問題に挑戦 算数オリンピック形式の問題 大会形式で複数の問題を解く。
23 最終確認テスト   全カリキュラムの総合確認テスト。
24 成果発表と振り返り 楽しかったことを共有 テスト結果の発表や、学びの振り返り。

このカリキュラムは、子どもが楽しみながら算数を学べることを大切に設計しました。
必要に応じて、具体的な教材や例題を準備することも可能です。何か変更や調整が必要でしたらお知らせください!

 

算数オリンピックキッズ Bee の過去問例

それぞれの問題は、主に発想力、論理的思考、空間認識力を問うものが多いです。

1.図形問題の例

問題例 1: 隠れた三角形
図の中にいくつかの三角形が描かれています。この中に全部でいくつの三角形がありますか?

問題例 2: 図形の組み合わせ
いくつかの正方形があります。この正方形を使って長方形を作る方法は何通りありますか?

解き方ポイント:三角形や正方形を数える際に、重なりや見えにくい部分に注意。
問題にある図形を紙に描き直して考えると、子どもがイメージしやすくなります。

2.数列と規則性の例
問題例 1: 規則性を見つける

次の数列の規則を見つけて、空欄に当てはまる数字を答えなさい。

`1, 2, 4, 7, 11, ( ? ), 22`

問題例 2: 計算の連続

ある池にカエルがいます。1分で2回ジャンプし、1回目は1メートル、2回目は2メートル進みます。このカエルが10分で進む距離は何メートルですか?
解き方ポイント:規則性の発見には、隣り合う数同士の差を考えたり、パターンを予測する力が必要です。
絵や図を書いて、カエルの動きを視覚化すると理解が進みます。
3.論理パズルの例
問題例 1: 条件を整理する


A君、B君、C君がそれぞれりんごを持っています。
A君はB君より1つ多く、C君はA君より2つ少ない。3人のりんごの合計は12個です。

それぞれが持っているりんごの数を求めなさい。

問題例 2: 真偽を考える

3人のうち2人が嘘をついています。以下の発言から、真実を話している人を見つけてください。

A君: 「僕が本当のことを言っています。」
B君: 「A君は嘘をついています。」
C君: 「B君は嘘をついています。」

解き方ポイント:表や図を使い、条件を整理する。
論理を順序立てて考えられるように、ヒントを分けて提示する。

4.実生活に基づく応用問題の例

問題例 1: 買い物の割引

1つのりんごが100円で売られています。3個買うと250円になるセールをしています。

りんごを10個買った場合の合計金額はいくらになりますか?

 問題例 2: 時間の計算

学校が8時30分に始まります。ある子どもは家から学校まで歩いて15分かかります。この子が朝食を食べるのに20分かける場合、家を何時何分に出ればよいですか?

 解き方ポイント:

子どもが身近に感じられる問題であるため、実感を伴う解き方がしやすい。

条件を図やタイムラインで整理すると解きやすいです。

5.順列と組み合わせの例

問題例 1: 並べ方を考える

赤、青、黄色のボールがあります。この3つのボールを横一列に並べる方法は何通りありますか?

 問題例 2: 組み合わせを考える

5種類のキャンディがあります。この中から2つ選ぶ方法は何通りありますか?

 解き方ポイント:

小学生には、順列と組み合わせを区別するのが難しい場合があるため、具体例を見せながら説明。

実物(色カードやブロック)を使ったアクティビティにすると理解しやすいです。

6.図形の応用問題の例

問題例 1: 展開図を考える

以下の展開図を折りたたむと、どんな立体ができるかを答えなさい。

問題例 2: 回転させるとどうなる?

ある図形を90度回転させると、どの形になるでしょうか?

 解き方ポイント:

展開図の問題では実際に紙を切って折る体験をすることで、イメージ力が高まります。

回転問題では、問題を図にしてイラストを動かすと理解が深まります。

 

 

 過去問の入手方法

公式サイト: 算数オリンピック委員会の公式サイトで過去問を確認できる場合があります。
問題集: 書店やオンラインで「算数オリンピックの問題集」を購入すると、豊富な例題が掲載されています。

具体的な練習用資料やさらに詳細な解説が必要でしたら、お手伝いします!

▶︎ 入会前のお問い合わせ

 

エントリーや手続きについてご不明点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。 

進学塾SOCRA&jr.は、お子様の目標達成を全力でサポートしてまいります。

 

 

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