1.双方向型指導:やる気アップ!
理解を深めるために、対話を重視します。生徒が課題に直面した際に、真正面から答えることが大切です。問題演習を通じて、知識の基礎と基本を確実に習得し、活用できる能力を養います。また、適切なアドバイスや声かけを通じて、生徒のやる気を引き出します。
2.個人に合わせたカリキュラム:戦略的な学習が可能!
生徒の得意分野や苦手分野、目標に合わせて、個別の学習プランを立てます。テスト当日までの目標に向けて逆算し、学習計画を策定します。計画通りに進まない場合でも、定期的な学習コンサルやPDCAサイクルを通じて、適切に対応します。
3.ご家庭と連動:一緒にできる!
生徒の学習効率を高めるために、保護者のサポートが重要です。生徒の特性を考慮し、保護者と連携して学習をサポートします。ご家庭との連動により、指導内容や学習管理を共有し、生徒の学習環境を最適化します。
4.過去のチャレンジテストの情報:あらゆることを想定内に!
過去に続けてきているチャレテ対策への取り組みについての豊富な経験と知識を活かします。生徒、保護者、教室の三者が連携してチャレテに取り組み、積み上げてきたノウハウを活用します。これまでの経験と知識がSOCRAの叡智として活かされます。
チャレンジテスト対策について
チャレンジテストとは
さとえ学園小学校で定期的に行われているテストです。テスト実施日の2週間前を目安に試験範囲と試験日程・科目が発表されます。5年生の10月、11月、2月および6年生の5月、6月、10月のテスト結果は、系列の栄東中学・埼玉栄中学へ内部進学で校長推薦を得るための内申点の対象となっています。
以下のスケジュールで行われます。
5月 | 6月 | 10月 | 11月 | 2月 | |
1年 | 国・算 | 国・算 | |||
2年 | 国・算 | 国・算 | 国・算 | ||
3年 | 国・算 | 国・算・社・理 | 国・算 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 |
4年 | 国・算 | 国・算・社・理 | 国・算 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 |
5年 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 |
6年 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | 国・算・社・理 | - |
1.国語
概要
低学年30分、中学年40分、高学年50分で行われます。
低学年は 知識分野と読解分野の2種類のテストです。
中学年・高学年は 知識分野と読解分野が統合され1つのテストになります。
平均点は低学年が80-90点程度、中学年は70-80点程度、高学年は60-70点程度です。
知識分野について、漢字は1年生2学期から学習が始まり、毎授業で2個ずつくらいのペースで進むため、先取りになっていき、5年生の2学期には学習指導要領の漢字の学習を終えます。それ以降は、中学受験に対応するテキストを用いての漢字・語句の習得が始まります。
読解分野については、教科書に出てくる文章が中心ですが、中学年から、初見の文章題の出題が見られます。
使用テキスト
検定教科書、漢字ドリル、プリント、暗記分野3700など
アドバイス
知識分野については、指定された範囲の漢字・語句の問題を繰り返し解いていく中で精度と解答スピードを上げていくことです。まずはテキストの該当範囲を確実に正答できることを優先しましょう。習慣として漢字・語句の読み・書き・意味を覚え、正しい使い方の理解までを確認しておくと良いでしょう。
文章題については、正答に至るための流れとして、本文の理解、設問の理解、解答根拠の発見、解答形式の順守が必要です。限られた時間内に全ての問題を解き切るためには、事前に指定された課題文を熟読し、文章の展開や内容を十分に理解しておくことが大切です。各設問の解答根拠となる記述により速く辿りつけるように準備しておくことで、落ち着いて試験に臨むことができるでしょう。
差がつきやすいポイント
暗記事項の徹底
漢字、語句などの暗記事項はきっちりと取れるようにしましょう。テスト範囲の暗記事項を確実に押さえられるかが重要になります。
文章題の対策
本文がしっかりと読めているか、問いの意図が理解できているか、余計なことは書いていないかなどをチェックしなければなりません。
時間の管理
テストまでの日程管理だけでなく、試験時間を意識した学習が必要です。
ケアレスミス対策
1+1=2を間違える生徒はいないと思います。ケアレスミスを防ぐためには解答する時に行う手順をすばやく、正確に行わなければなりません。1+1=2のような圧倒的な知識を身につければケアレスミスはおきません。
算数
概要
低学年30分、中学年40分、高学年50分で行われます。
低学年から先取り学習が進み、1年生のうちに2年生の範囲まで学習が進み、2年生のうちに3年生までの学習を概ね終えます。
3年生よりオリジナル教材「さとえプログレス」を使用したカリキュラムに移行します。
このテキストは、中学受験に対応するカリキュラム構成になっています。
4年生より習熟度別クラス編成(Ω、Σ、θ、δ)になっており、最上位のΩクラスに入るには、基準をクリアする必要があります。Ωクラスでは、試験範囲にとどまらず、中学入試問題を取り扱った授業が展開されています。
平均点は低学年が75-90点程度、中学年は60-75点程度、高学年は45-60点程度です。
出題される問題のレベルは基本問題と標準問題、応用問題に分類され、応用問題の比率が低学年では10%程度、中学年15%程度、高学年20%程度になっています。
1問の配点が2-4点のため、出題数が30-40問程度です。そのため、テスト時間中に見直しをすることが難しいテストです。
使用テキスト
検定教科書、計算ドリル(1-2年)、さとえプログレス(3-6年)
アドバイス
正解までの流れとして、問題把握→解法選択→処理→検証という4つのステップがあります。これらのうち、「解法選択」「処理」という部分を反復することが重要になります。
間違いやすいポイントや問題の種類を把握し、その問題に特に重点を置いて学習すると、効果的に得点を伸ばすことができます。
また、検証するという部分について、前述の通り、見直しする時間を確保できないため、普段から自分が正確に処理できるスピードを身につけておく工夫が必要になります。毎日の計算一行問題のトレーニングを取り入れると良いでしょう。
差がつきやすいポイント
まず、前半の問題をミスなく解き切れるかどうか、という部分が重要になります。これによって平均点を確保することができるようになります。さらに上を目指すためには、得点率に差がつきやすくなっている後半の問題への対策が必要になります。後半の応用問題では、問題を把握し分析する力が問われますので、日頃から難問へチャレンジする機会を作ると良いでしょう。
夏休みや冬休み、春休みは、学習の手引きで次学期の範囲を確認して、先取り学習をしておくと効果的です。
社会
概要
中学年は各学期末、高学年は毎回行われます。
試験時間は中学年30分程度、高学年30~40分程度となっています。
6年生の2学期になると、今までの全範囲が出題範囲となります。この時期のテストは、栄東中の入試と形式を一致させて、理科社会合わせて60分という実施になる場合もあります。3年生から5年生の中盤にかけては主に地理の学習を行い、身近な地域から始め、工業や水産業などの系統地理、関東地方・中部地方といった地誌へと進みます。5年生の2学期からは歴史を行い、6年生の春ごろに終えます。その後に公民という流れです。テストの内容は求められる知識は基本的なものですが、問われ方として、一問一答型の知識の定着を図るものから、リード文をヒントにしながら解いていくもの、図表やグラフ、地図などの資料を素材として理解を図るものなど多岐にわたります。また、記述式問題も出題されています。単に知識を説明する問題だけでなく、知識をもとに自分の考えをもとめる思考力型の問題もあります。
使用テキスト
検定教科書、わたしたちのさいたま市、さとえアカデミー
アドバイス
テスト範囲について、まずはテキストや授業ノートやプリントを精読することです。内容を理解したら該当する範囲の問題を繰り返し解き、一問一答型の問題は確実に解くことができるという状態を作ることが大切です。一問一答で問われるような重要語句は、その説明まで理解が求められるので、ただ覚えるのではなく、それが何を意味するのか、他とのつながりはどのようなものか、といったことを説明できることを目指しましょう。一つ一つの知識をただ丸暗記するのではなく、意味やつながりを意識して覚えていくことで、忘れづらくなり、試験では思い出しやすく、どのような問題形式で出題されても対処できる応用力へとつながっていくと考えられます。
差がつきやすいポイント
範囲の総ざらい
テスト範囲の学習を満遍なく網羅することです。まずは流れや仕組みなどを理解することに時間をかけましょう。理解することが正しく知識を使いこなすことにつながります。
暗記事項の徹底
覚えることが得点アップとなります。赤シートなどを活用し、覚えるべき知識を暗記し、口頭で確認してみましょう。アウトプットの回数を増やすことが暗記のコツになります。問題集に多く取り組むことで実際の問われ方を経験し、知識の引き出しをできるだけ多く持つことも大切です。また漢字が正確に書けているかを確認しておきましょう。
理科
概要
中学年は各学期末、高学年は毎回行われます。
試験時間は中学年30分程度、高学年40分程度となっています。
6年生の2学期になると、今までの全範囲が出題範囲となります。この時期のテストは、栄東中の入試と形式を一致させて、理科社会合わせて60分という実施になる場合もあります。
中学年では、実験や体験が多いプログラムとなっており、大手塾の中学受験よりも早いカリキュラムで進行します。一方で問題は基本的なものが多く、授業内容をきちんと理解しておくことにより、高得点を目指すことができます。平均点は80-90点となっています。
高学年になると、後半の問題の難易度が上がるとともに、小問集合で過去の知識も問われることが出てくるため、得点が伸ばしにくくなります。平均点は65-80点程度になります。
使用テキスト
さとえサイエンスαβγ(3-6年)
アドバイス
まずは「授業での先生の説明を理解することができるかどうか」が大きなポイントになります。全くの初見問題は出題されることが少なく、もし出題されたとしても誘導に乗ることができれば、正解を導き出せるような出題が多くなっています。ヒントとなる考え方の基本は、授業内容に盛り込まれているといえます。理解を確認するための小テストも定期的に行われていますので、そのスケジュールに合わせて仕上げていくように学習していくと良いでしょう。
差がつきやすいポイント
後半の問題では、実験結果から考察する問題や、記述で解答する問題が数多く出題されるため、単語の知識だけでなく、なぜそのようになるのか、という視点で考える習慣が重要になります。
また、物理分野の電流や浮力、化学分野の中和や燃焼、地学分野の天体の動き、などのようにベースとなる自然現象に対するイメージが伴っていると理解しやすい単元がありますので、夏休みや冬休み、春休みは、学習の手引きで次学期の範囲を確認して、そのイメージを持つための先取り学習をしておくと効果的です。