編入対策

SOCRAの編入試験合格のポイント

1.双方向型指導:やる気アップ!

生徒の理解を深めるために、対話を重視します。生徒が課題に直面した際に、真正面から答えることが大切です。問題演習を通じて、知識の基礎と基本を確実に習得し、活用できる能力を養います。また、適切なアドバイスや声かけを通じて、生徒のやる気を引き出します。

2.個人に合わせたカリキュラム:戦略的な学習が可能!

生徒の得意分野や苦手分野、目標に合わせて、個別の学習プランを立てます。試験日までの目標に向けて逆算し、戦略的な学習計画を策定します。計画通りに進まない場合でも、定期的な学習コンサルやPDCAサイクルを通じて、適切に対応します。

3.ご家庭と連動:一緒にできる!

生徒の学習効率を高めるために、保護者のサポートが重要です。生徒の発達段階や性格を考慮し、保護者と連携して学習をサポートします。ご家庭との連動により、指導内容や学習管理を共有し、生徒の学習環境を最適化します。

4.小学・中学校受験のノウハウ:編入試験に対応可能!

受験内容の変化に対応するために、豊富な経験と知識を活かします。生徒、保護者、教室の三者が連携して受験に取り組み、積み上げてきたノウハウを活用します。これまでの経験と知識がSOCRAの叡智として活かされます。

「開智所沢小学校」の編入試験内容について

  1. 筆記試験(国語、算数)、
  2. 面接(児童、保護者)*:児童と保護者は別室での面接となります。

開智所沢小学校の令和6年度編入試験は第1回入試(2023年11月18日)、第2回入試(2024年2月10日)ともに上記内容を1日で実施しました。

筆記試験

募集要項では、「現学年までの内容を出題します。」となっています。

例えば、現在の1年生が受験する場合は2年生の4月から入学することになるため、「新2年生」の試験を受けることになります。その場合、第1回入試を受ける場合、12月〜3月までに学校で習う内容は未習の状態ですが、編入試験には1年生3月までの内容が出題されます。そのため、既習未習にかかわらず、該当学年の内容を一通り学習しておく必要があります。

国語

各学年、40分の試験で文章問題が2題と知識問題が出題されました。

文章問題

新2年生と新3年生は物語文と説明文

新4年生と新5年生は詩と説明文

合格へのアドバイス

各学年、文章を正しく読み取れるかどうか、問いに合った答え方をできているかどうか、がポイントとなったようです。

記号選択問題では「まちがっているものを選ぶ」「2つ選ぶ」など、記述で解答する問題では、「書き抜き」「字数指定」「自由記述」などの指示に合わせて解答することが必要です。文章題を解くときのお約束として、設問については問いのポイントをチェックする、文章については解答の根拠となる箇所に線を引くといったことを習慣とすると良いでしょう。また、演習で不正解だった問題は見直しを丁寧に行い、正答に至るまでの手順の理解と理由付けを行いましょう。また、類似した問題を解き、改善が図られているか確認するようにしましょう。

知識問題では漢字に加えて低学年ではかなづかいやカタカナ、高学年では主語・述語や慣用句・ことわざの出題があります。覚えることはもちろん、問題として問われた際に答えられるように演習をして備えておく必要があります。

第1回入試では、差が出たポイント

新2・3年生は「文章を正しく読み取り記述で解答する問題」となりました。新4年生は「国語辞典の問題」「記述で解答する問題」、新5年生は「慣用句・ことわざ」「記述で解答する問題」となっています。

試験対策として時間配分について慣れておくことも大切となります。知識問題に時間をかけすぎていないか、自由記述問題についてはすぐに着想できない場合には後回しにするなど、答案の完成度を上げるための実践的な演習によって時間内に最大限に得点できるように練習を重ねていきましょう。

算数

各学年、40分の試験で大問10問程度となります。

大問1では基本的な計算問題が出題されます。

大問2以降では、以下の出題がありました。

新2・3年生では問題文の条件に合うように数字をあてはめる問題

新4年生では円を並べた図形の長さを求める問題

新5年生では三角定規を組み合わせた図の角度を求める問題。

合格へのアドバイス

大問1の計算問題は基本的な内容からの出題となるため、ここでの失点を防ぐことがまず必要です。1日10題の計算問題などを日課にして、計算力とスピードを上げておきましょう。他の単元にも共通しますが、解いた後は必ず丸つけをして、なぜ間違えたのかを把握しましょう。計算問題でも、「数字の写し間違い」「くり上げ・くり下げ忘れ」「九九の間違い」など原因はさまざまです。間違えた答えをすぐに消して書き直すのではなく、まずは1度目に書いた誤答がどのような過程ででてきたのかを理解しましょう。

第1回入試では、差が出たポイント

新2年生は「図形の問題」、新3年生は「□を使った穴埋め問題」、新4年生は「たし算やかけ算の応用発展問題」、新5年生は「計算の順序やカレンダーの総和を求める問題」となっています。

各単元の内容を押さえた上で、応用問題にも対応できる力をつけておく必要があります。すぐに答えが出せる問題はテンポ良く進めることができますが、長い文章題で条件を正確に把握して適用していく問題は答えを出すまでに時間がかかるので避けてしまったり、途中で諦めてしまったりする傾向が強いです。また、数字をあてはめていく問題、図形をしきつめる問題など、試してみる→条件に合わない箇所を見つける→他の案を練り出して試してみる、を繰り返して答えにたどり着ける問題もあります。「やってみよう」というチャレンジ精神、問題文から条件を正確に把握する力、条件に合わない部分を見つけ出し修正する力、必ず答えがあると信じて根気よく取り組む力、が求められると考えています。学校の求める児童像である「失敗を恐れずに粘り強く取り組む子」に適うように、日頃から問題への取り組み方を意識していきましょう。

面接

児童への面接

基本的な受け答え(言葉のキャッチボール)のほか、異学年集団や探究活動をみんなと一緒にできそうかといった観点で実施されます。

児童への質問例としては、所沢小学校でやりたいこと、得意なことや苦手なこと、将来の夢やそれに向けて頑張っていることなどの他に、「電車に乗っていて、仲良しのAさんのカバンが他のお客さんにぶつかったのを見ました。あなたなら、この後どのような行動をしますか。」のような場面を想定しての質問もされます。よい姿勢で目を見てハキハキと答えられるように練習しておきましょう。

保護者の方への面接

志望理由や受験のきっかけ、お子様のご様子についてなどが聞かれます。学校への理解を深めておくことはもちろん、普段からお子様との会話を欠かさないようにして状況を把握しておきましょう。なお、面接試験はご両親のうちお一人でも可能となっております。

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