指定校推薦を目指した理由や背景は何ですか?
学校の成績で評定平均の4.3以上をクリアできていたため、チャンスがあるかもしれない、と思いだしました。
高3の8月頃、国立志望から早慶へ方向転換し、夏休み明けに学校で指定校推薦についての説明を受けて、エントリーを決意しました。
学校や塾での取り組みで注意したことは何ですか?
基本的には、定期テストの徹底した勉強です。副教科含め毎日努力しました。
学び方の工夫として、塾では一般受験の可能性を見据えての予習と、学校では復習という使い分けをしました。
日常生活での勉強時間や工夫はありましたか?
受検学年の勉強時間は平日3~4時間、休日10~12時間を確保しました。
思うように捗らなくて苦しい時は、志望校の先輩からアドバイスを受け、モチベーションを保つようにしました。
リフレッシュ方法としては、短時間の通学時間を音楽を聴くなど気分転換をする時間に充てていました。
面接・小論文対策はどのように行いましたか?
面接はありませんでした。小論文のテーマは「地域の問題と解決策」です。学校の先生に5~6回添削してもらいました。
振り返りと後輩へのアドバイスをお願いします!
指定校推薦で進学が決まって良かったことは、高3後半に余裕ができ、学校行事を楽しめたことです。
学校生活を楽しみつつ、定期テストを頑張ることが大切です。
SOCRAでの経験も教えて下さい。
中2の頃、数学力の向上を目的に通い始めました。苦手だった数学が得意科目になり、大学受験で数学を使っての受験を考えるまでになりました。
先生との対話が多く、楽しく授業を受けることができました。
今後の展望をお願いします!
英語力の向上が課題だと思っているので、今のうちから少しずつ準備を始めています。
法律と政治の両面を学ぶことができる学科に進学することができました。
社会のしくみを深く理解し、自分の進むべき道を見つけていきたいです。
M・Iさんの目標に向かう真摯な努力や、周囲の環境を最大限に活用して結果を出した姿勢が伝わってきました。
・定期テストへの徹底した取り組み
指定校推薦を意識していなかった段階から、真面目に学校の課題に取り組んでいた点は、結果的に推薦合格に繋がっています。目の前のことを一つ一つ丁寧に積み重ねる姿勢が素晴らしいと思いました。
・部活動への熱意と責任感
コロナ禍での制約を乗り越え、高校生活を充実させたいという思いで部長として活動に尽力したことが、推薦にも活きています。何事にも全力を尽くす姿勢が良かったのだと思いました。
・冷静な自己分析と現実的な判断
国立志望から指定校推薦に切り替える判断を素早く行い、限られた時間で確実に結果を出した点は、柔軟性と計画性を感じることができました。
・SOCRAでの成長
M・Iさんは、自身の弱点に向き合い、克服する努力が際立っていました。先生との会話を楽しむことで学びへのモチベーションを維持していたことは、とてもうれしく思います。
・後輩へのメッセージの温かさ
「学校生活を楽しむ中で結果を出す」というアドバイスは、結果至上主義になりがちな受験期において、とてもバランスの取れた視点だと感じました。
全体を通して、M・Iさんの努力と謙虚さ、そして人間的な成長がうかがえ、非常に感銘を受けました。これから指定校推薦を目指す後輩のみなさんも大いに参考にしていただければと思います。