数学青チャート勉強法

数学青チャート勉強法

青チャートの3つのパターン

例題の問題文のみを見て、解けそうかどうか考えてみましょう。およそ3つのパターンに分類できると思います。

  1. ほぼ頭の中で解法がイメージ出来て、落とし穴となる部分が予見できるもの
  2. やってみないとわからない、紙とペンで試行錯誤してみようかなと思うもの
  3. まったく手掛かりがつかめず、お手上げ状態なもの

このうち、①のものは、実際に解法を確かめてみて下さい。
解法・注意ポイントがしっかりと意識できているのであれば、計算ミスがない限りは解ける問題です。もしミスがあったとしたら、それは自信を持って間違えた!ということにもつながりかねないことなので、本当に使える解法なのか、先生に相談をしてみたほうが良い問題です。多くは根本的な間違いを抱えています。どうすれば良いのかを考える必要があります。

②のものは、実際に取り組んでみて下さい。
取り組んでみて、上手に解答できているのであれば問題はありませんが、計算の無駄があったり、もっと効率の良い解法があったりとするかと思います。今後のための改善点を頭の中で整理しておくととても良いと思います。

③のものがあるということは、それは致命傷になりかねない部分です。
方針・解答・解説のところを読んでみて、解答を真似て書いてみましょう。この時にも「見ながら写す」ではなく、「理解してから思い出して書いてみる」のが良いです。しっかりと解法の原理を理解した上で、吸収していくことが大事だからです。もし、原理そのものが理解できないようであれば、先生に解説をしてもらうと良いと思います。

青チャートの勉強法

青チャートは、網羅系の問題集です。基本的解法を理解し、思考力をつけていくことで、難関国公立でも十分戦えるほどの実力をつけることができる本だと思います。ただ、それを総合演習まで完全にやりきるのは膨大な時間がかかります。本当に今の自分に必要なものを身に着けていくためにも、自分の身の丈に合ったレベルから、コツコツと積み重ねていく必要があります。演習する問題のレベルが低すぎても時間の無駄につながりますし、高すぎても理解できなくて無駄に終わるでしょう。だからこそ、自分の学力をきちんと理解してくれている先生に出題をしてもらい、適切な順番で、適切な時期に演習を行うことが、無理なく無駄なく確実にステップアップしていけることにつながります。学びエイドなど映像教材を補助的に見るのも有効です。学習時間が確保できる今だからこそ、青チャート解法チェックを進めてみませんか?

進学塾SOCRA&jr.
一流中・医学部・東大受験指導科
河野 祐嗣

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