春期講習 ― 新学年カリキュラムのご案内
(新中1~新高3の方へ)
SOCRAからのメッセージ
カリキュラム
中学内容が本格的に始まる最初の春。
ここで“理解型の学習姿勢”を確立できるかどうかが、2年間の完成度を左右します。
英語
- 文型(SV・SVC・SVO)の理解
- 時制の基本構造
- 疑問文・否定文の仕組み
- 文構造を意識した読解
中学英文法を2年間で修了するためには、
最初に「文の骨格」を理解することが不可欠です。
暗記中心ではなく、
なぜその語順になるのかを理解する指導を行います。
数学(代数・幾何を並行)
代数分野
- 正負の数
- 文字式
- 方程式の意味理解
- 式変形の理由説明
操作として覚えるのではなく、
数量関係を説明できる状態を目指します。
幾何分野
- 平行線と角
- 基本図形の性質
- 証明の考え方の導入
幾何は早期から論理構造を意識させます。
書き方ではなく、「なぜその順序なのか」を理解します。
新中1の位置づけ
中1は「基礎学年」ではありません。
中2で中学課程を終えるための準備学年です。
理解の精度を高めることが、最大の目的です。
多くの一貫校では、新中2の段階で
- 一次関数
- 合同の証明
まで履修済であるケースが見られます。
そのため春は、中3内容の本格導入が中心になります。
英語 ― 中学英文法の完成へ
- 時制の総整理
- 不定詞・動名詞・分詞
- 比較
- 関係代名詞
- 文構造を意識した長文読解
中2で中学英文法を完成させるため、
体系的な整理を行います。
単元ごとの暗記ではなく、
英文全体の構造理解を徹底します。
数学 ― 中3内容を中心に深化
代数分野
- 因数分解
- 平方根
- 二次方程式の基礎(学校進度に応じて)
抽象度がさらに高まります。
平方根は“数の拡張”として理解させ、
因数分解は“式の構造を見る力”を育てます。
幾何分野
- 相似
- 面積比・体積比
- 円
- 総合図形問題
相似は高校数学へ直結する重要単元です。
定理の暗記ではなく、
・なぜ相似が使えるのか
・どの比が対応しているのか
を明確にします。
円は条件整理と補助線の精度が鍵です。
図形を“眺める”のではなく、
論理的に分解する力を養います。
新中2の位置づけ
新中2は、
中学内容完成への最終段階です。
代数では抽象化を、
幾何では論理構築を。
この2軸を並行して深化させ、
中2終了時に中学数学を完成させます。
多くの一貫校では、中学内容を修了し、高校数学・高校英文法へ進む時期です。
ここからは「量」よりも「質」が問われます。
英語 ― 高校英文法への接続
- 関係詞・分詞構文の理解
- 文構造の完全把握
- 長文読解の精度向上
- 語彙学習の仕組み化
高校英語では、文法が複雑化します。
単元暗記ではなく、「英文を構造で読む力」が不可欠です。
春は、
- 英文を分解する練習
- 自分で構造を書き出す訓練
を通して、自学自習できる状態を作ります。
数学 ― 高校数学への橋渡し
代数分野
- 展開・因数分解の徹底
- 二次関数の基礎
- 式の意味理解
幾何分野
- 相似・円の総整理
- 証明の論理確認
- 図形の数量化
高校数学では抽象度が一気に上がります。
そのため春は、
式と図形の意味を説明できる状態を目指します。
新中3 春の目的
高校内容に入る前に、
- 理解の抜けをなくす
- 自分で復習できる力をつける
- 間違いを分析できる力をつける
この3点を整えます。
英語 ― 語彙と構造理解を固める
大学受験英語の土台は、
・語彙力
・文構造の理解
・精読力
です。
春に取り組むことは、
- 高校英文法の先取り
- 文型・品詞の徹底理解
- 英文解釈の基礎
- 毎日の語彙習慣の確立
長文をたくさん読む前に、
「1文を正確に読む力」を育てます。
主語・動詞・修飾関係を自分で説明できる状態を目指します。
語彙は毎日の積み重ねです。
春から始めることで、将来の負担が大きく軽減します。
数学 ― 抽象化に対応できる力をつける
高校数学は、
中学までとは質が変わります。
春は、
- 数学Ⅰの予習
- 二次関数の基礎理解
- 計算精度の徹底
- 数学A(場合の数・確率)の導入
を進めます。
「速く解く」よりも、
「なぜその式になるのか」を説明できることを重視します。
計算の正確さは、今後のすべての単元に影響します。
春に基準を引き上げます。
国語 ― 論理的読解への転換
大学入試では、
論理的に文章を読む力が問われます。
春は、
- 現代文の構造把握
- 接続語・指示語の確認
- 要約練習
- 古文基礎文法の導入
を行います。
感覚で読むのではなく、
本文の論理展開を整理する習慣をつけます。
理科・社会 ― 早期始動の意義
理系志望であれば理科、
文系志望であれば社会。
高1の春から基礎に着手することで、
高3での負担が大きく変わります。
理科では、
- 物理基礎の原理理解
- 化学基礎の計算整理
社会では、
- 歴史の流れ整理
- 地理の資料読み取り
まずは基礎事項の安定から始めます。
自学自習の確立
大学受験で伸びる生徒は、
- 毎日やることが決まっている
- 復習のタイミングが決まっている
- 間違いを分析している
という状態を早期に作っています。
新高1の春に、
- 毎日の学習時間
- 科目の配分
- 復習サイクル
を明確にします。
SOCRAでは、
- 年間学習設計
- 週単位の課題管理
- 定期テストと受験勉強の両立設計
を行い、学習を“仕組み”に変えます。
高校1年生は、大学受験へのスタート地点です。
部活動や学校行事も忙しくなります。
だからこそ、学習の仕組み化が不可欠です。
英語 ― 大学受験英語の基礎構築
- 文法総整理
- 長文読解の習慣化
- 英文解釈の基礎
- 語彙強化の計画設計
春は「演習量」を増やす時期ではありません。
- 1文を正確に読む
- 構造を説明できる
- 復習方法を確立する
この状態を作ることが最優先です。
数学 ― 再現性のある学習へ
代数分野
- 二次関数
- 数学Iの基礎完成
- 計算精度の安定
幾何分野
- 図形と計量
- 場合の数
- 証明問題の整理
高校数学では、
「わかったつもり」が通用しません。
春は、
- 解法を言語化する
- 解き直しを徹底する
- 類題で再現できるか確認する
このサイクルを確立します。
自学自習を確立するために
大学受験で伸びる生徒は、
- 何をやるか
- いつやるか
- どれくらいやるか
- どう復習するか
が明確です。
SOCRAでは、
・週単位の学習設計
・復習サイクルの構築
・自習内容の具体化
・弱点分析
を行い、学習を仕組みにします。
数学 ― 数Ⅲ履修済を“武器”に
- 微分積分の本質理解
- 極限・微積の応用確認
- 複素数平面・ベクトルの整理
- 記述答案の論理精度向上
履修済の内容を、
「典型問題が解ける」状態から
「初見問題でも方針が立つ」状態へ引き上げます。
英語 ― 精読力の完成
- 英文解釈の徹底
- 構文把握の安定化
- 語彙学習の体系化
- 長文精読の質向上
1文を曖昧にしないこと。
構造を説明できること。
これが高3の伸びを決めます。
理科 ― 本格的な受験仕様へ
理科は「理解」と「暗記」の両輪です。
特に化学は、そのバランスが得点を左右します。
物理
- 力学の総整理
- 電磁気の基礎確認
- 立式力の徹底強化
- グラフと式の対応理解
物理は、公式暗記では通用しません。
「なぜその式になるのか」を言語化できる状態を目指します。
化学 ― 理解+暗記の両立
化学は、
- 理論の理解
- 計算の再現性
- 知識の正確な暗記
この3つがそろって初めて安定します。
春に重点的に行うこと:
理論化学
- モル計算の徹底
- 酸塩基・酸化還元
- 平衡計算
計算は“手順”ではなく、“原理理解”を重視します。
無機化学
- 反応式の整理
- 色・沈殿・性質の暗記
- 系統立てた整理
無機は「覚え切る」ことが重要です。
ただし丸暗記ではなく、族ごとの共通性で整理します。
有機化学
- 官能基の整理
- 反応経路の理解
- 構造決定の基礎
有機は暗記量が多い分野ですが、
反応の流れを理解すると暗記効率が上がります。
共通テストを意識した基礎整備(高2)
高2段階では本格演習は控えめですが、
- 文章量への耐性
- 資料読み取り力
- 処理速度
を意識した学習を始めます。
共通テストは、
知識+処理力+安定感が求められます。
ここからは本格受験モードです。
数学
- 志望校レベル演習
- 微積・数列・ベクトル総合
- 記述答案の完成度向上
「わかる」ではなく「書き切れる」状態へ。
英語
- 長文総合演習
- 要約・英作文対策
- 志望校形式への適応
英文解釈を完成させ、
精度とスピードを両立させます。
物理
- 力学・電磁気総合
- 記述問題対応
- 立式の安定化
問題を見た瞬間に、
「何を立式すべきか」が見える状態へ。
化学 ― 暗記事項の最終整理
高3春は、化学の“知識の抜け”を徹底的に洗い出します。
- 無機の総暗記確認
- 有機の反応整理
- 理論計算の総点検
- 共通テスト形式演習
化学は、
「理解しているのに点が取れない」ケースが多い科目です。
原因の多くは、
暗記事項の曖昧さです。
春の段階で、
知識を完璧に整理することが夏以降の安定につながります。
自学自習の仕組み化
高2・高3で差がつくのは、
- 復習の精度
- 暗記の管理
- ミスの分析力
です。
SOCRAでは、
- 週単位の学習設計
- 暗記管理表の作成
- 共通テストと二次の両立設計
- 理科の進度管理
を行い、学習を“感覚”から“仕組み”へ変えます。
